
Lesson
レッスンについて
①バンドネオンのレッスン
②音楽理論ほかのレッスン
NEW!!【音楽理論等のレッスン】オンラインのみ
音楽理論などなど、教えます。
・楽譜の読み方、基本ルール
・音名、音程
・音階、調
・和音
・音楽史
・初歩~中級のソルフェージュ
(コールユーブンゲン、長音など)
・バロック音楽について
(理論、演奏の慣習、装飾音についてなど)
その他ご要望に応じます。ご料金、受講日などに関してはお問い合わせください。
【バンドネオンのレッスン】対面 or オンライン
現在バンドネオンの生徒を募集しております。
①対面(北陸地方に限る)レッスン生及び非対面(オンライン)レッスン生募集。
楽器をお持ちでなくても・・・とりあえずお問い合わせください!(笑)
教材、曲集、その他いろいろあります!
②初回レッスン以降、継続される方は初回(体験)レッスン無料となります。
体験レッスン(45分程度)は通常レッスン(60分)料金の半額です。
レッスンのペースはご都合に合わせます。
※詳しくはお問い合わせください。
【レッスンに当たって】
私自身、18歳からバンドネオンの手ほどきを小松亮太氏にして頂きました。ドレミの位置を覚えるところからお世話になり、ひたすら毎日覚えながら半音階を練習していたのはもう20年以上前・・・。その後、アンブロス、マドリガルといった巨匠の教則本を学びながら、バルレッタ氏の「LOS GRANDES CLASICOS AL BANDONEON」の中の曲も同時に学んでいきました。その中で、バンドネオンで弾けるクラシックの小品などを探しつつ、自分の道に目覚め、20歳頃からはピアソラも弾きつつも、専らクラシックの道へ・・・。
小松亮太氏に師事している中で、音源として出逢った伝説の奏者”アレハンドロ・バルレッタ氏”。彼の真摯で純粋なバッハやフレスコバルディの演奏に大きな感銘を受け、大学2年生終わりの春休みにつてを辿りアルゼンチンへ。わずか1カ月半でしたが、週2回、バルレッタ氏のレッスンを受け、その存在の偉大さの衝撃を受けました。再訪を約束し帰国・・・。
その後、大学を卒業すると同時に再びアルゼンチンへ。とにかく、クラシックの道を究めたかった。バルレッタ先生の元で学びたかった。レッスンでは基礎は扱わず、「インベンションとシンフォニア」、「平均律クラヴィーア曲集1巻」、はたまたヘンデルの「オルガン協奏曲」や先生のオリジナル曲などなど。先生との最初で最後の共演もありました(トップページの写真がそうです)。延べ1年10カ月の滞在となり、帰国までの10カ月間はウルグアイに月1回渡り、計10回程度リベーロ氏のレッスンを受講。税関で「お前、よく出国してるけど、この箱の中身はなんだ?」と聞かれ、危うく税関でバンドネオン解体ショーを行うところでした(笑)。
帰国して15年。今でもいい思い出ばかり。バルレッタ先生は、芸術肌な指導。大枠で物事を伝える。しかしその音源を聴くと全て納得。天才である。リベーロ先生は姿勢から基礎から細かい指導。演奏における柔軟さ、これは群を抜いていた。腕と手とバンドネオンが一体に見えた。
結果としていいバランスで巨匠の教えを乞うことができたように思う。南米に行くと分かりますが、とにかく向こうの人は言う事為す事テキトーだが、皆明るく優しく親しみやすい。家族ぐるみで優しい。単身留学した私にとって、最初のホームステイ先で出会った方々にも心から感謝しているが、特にバルレッタ家から受けた優しさや恩恵は生涯忘れることができないと思う。先生亡き今でもSNSでバルレッタ家とは繋がっています・・・。
話が長くなりましたが、(ディアトニック式)バンドネオンはややこしくとっつきにくく、手に入りにくい楽器です。しかし、そこが面白いと思います。音は誰でも出せるかもしれません。しかし、ある一定の音列を演奏するとなると、壁に当たります。右手38個、左手33個、計71個のボタンがありますが、蛇腹の押し弾きで音が全く違う…。つまり4パターンの配列を覚える必要があるのです。
そこで、私は以下の順序で学ぶべきと考えています。
※”引き”、”押し”は蛇腹の動きを表します。
①右手の”引き”を半音階で覚えていく(最低音のラ~最高音のシ)約4オクターブ
②左手の”引き”を半音階で覚えていく(最低音のド~最高音のラ)約3オクターブ
③右手の”押し”を半音階で覚えていく(最低音のラ~最高音のラ)約4オクターブ
④左手の”押し”を半音階で覚えていく(最低音のド#~最高音のシ)約3オクターブ
これだけでも大変です。私は毎日やって3カ月ほどかかりました・・・。
その後、音当てクイズみたいに質問します!
「では右手の一番低いドを”引き”で弾いてください」
「次にその音の1オクターブ上の音を同じく”引き”で」
「ではその音を”押し”で」
というような感じです。もぐらたたき、みたいかもしれません(笑)
そうしているうちに、だんだんと先述のアンブロス教本中のNo.1の練習曲から始めます。現在オンラインレッスンを受けている方の中には好きなピアソラの曲を弾いている方もいらっしゃいます。もちろん、そういった曲もレッスン可能です。しかし、ピアソラ弾きたい!タンゴのエッセンスを教えてください!メロディーの崩し方を教えてください!となってくると別の先生をご紹介します(笑)
私のレッスンでは姿勢から入り、基礎(半音階、音階、分散和音をやりつつ、アンブロスの練習曲も20番辺りまで来たらその先はクラシック小品を扱うことが多いです。中でも基礎、練習曲は大事です。私も毎日基礎練習は欠かしません。基礎ができないうちに曲に進んでしまうと悪い癖が付き、取れなくなることも多々あります。総じてバンドネオン奏法の教え方のエッセンスは、多くを小松亮太氏から学んだように感じます。その辺りもお伝えできればと思います。
さて、長くなりましたが↓以下、概要です。
①初歩から基礎を重視した丁寧な指導に自信があります。「バンドネオンて何?」という初歩的な質問からお答えいたします。音楽理論、楽典等も大歓迎!
②現在、場所を問わず受講して頂けるオンラインレッスン生も募集しております。ツールはPCがお勧めで
すがタブレットやスマートフォンでも可能です。使用するアプリケーションは主にzoomですが自動音量
調整を切ったり、雑音抑制を低にしたりなど設定が若干ややこしい・・・ですが、丁寧に説明します。
Skypeや他のアプリでも対応可能です。
また、オンラインレッスン用機材を導入しており、4つのカメラを駆使して手元や全景、蛇腹の動きなどを
丁寧にお伝えできます。オンラインて敷居が高そう、なんてことはありません!色々とお尋ねください。
③初歩から始めるバンドネオンの弾き方をはじめとし、クラシック音楽中心のバンドネオンレッスンを行っ
ております。全く何も知らなくても大丈夫です。
④教材はバンドネオン専用の教則本数種(アンブロス、マドリガル等)、バロック期の作品、バルレッタ氏
の自作小曲集や独奏作品など。
⑤対面レッスンは自宅教室(石川県野々市市)もしくは出張(北陸三県のみ、交通費別途)にてお受けし
ております。
⑥原則楽器をお持ちの方に限りますが、購入、レンタル等のご相談に応じます。
⑦その他、時間、金額等はフォームよりお問い合わせください。
お問い合わせ、お待ちしております!!
バンドネオンを始めましょう!!
